咄嗟の働き

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良寛禅師の歌に
 良寛僧がけさのあさ 花もて逃ぐる おん姿 のちの世までも残るらむ

というのがある。良寛さんがある時、山田の駅の其の菊の花を手折ったのを、こっそり見ていた主人が、花盗人と見とがめて、それを絵にかいて賛をすれば、見逃しましょうと云われて、この歌を詠んだという。咄嗟の場合の酒脱自在の働きだが、この遺墨は現在、木村家に残るという。歌だけでなく絵の方も是非一度拝みたいものである。
                                        竜穏庵光蓮

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